ベランダにドッグラン!?床材を工夫して愛犬が喜ぶ空間をつくろう!
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ベランダにドッグラン!?
床材を工夫して
愛犬が喜ぶ空間をつくろう!

ベランダを愛犬のためのスペースにすると、運動不足の解消はもちろん、愛犬とのコミュニケーションの時間が増えて毎日がもっと楽しくなるはず。今回は、ベランダを愛犬用のスペースにするメリットや注意点、おすすめの床材についてご紹介します。

※マンションなどの集合住宅のベランダは共有部分となるため、契約内容の確認や管理会社へ事前の相談が必要です。

「ベランダに愛犬用スペース」が

おすすめの理由

「自宅のベランダに愛犬用のスペースがつくれないかな?」と考えたことはありませんか?普段のお散歩やお庭だけでなく、外の空気を感じられるベランダは愛犬にとってもきっと魅力的な空間になるはず。そんな愛犬のためのベランダ活用法と、そのメリットについてご紹介します。

身近な運動スペースとして活用できる

自宅のベランダは毎日のお散歩とは別に、ちょっとした運動を取り入れるのにぴったりの場所。特に土砂降りでお散歩に行けない日などはベランダで遊ばせることで、愛犬の運動不足やストレスの軽減につながります。

雨バルコニー

汚れが気にならない遊び場に!

雨上がりのお散歩で愛犬が泥まみれになった経験はありませんか?そんなときでも、屋根のあるベランダなら汚れを気にせず遊ばせることができます。ウッドデッキや人工芝などの床材を敷くと足裏が汚れにくいため、お世話の負担を減らせるのもうれしいポイントです。

犬

シニア犬の健康維持にも活躍

高齢になると長時間の散歩が難しくなりますが、ベランダを軽い運動スペースとして活用すると、シニア犬の健康維持に役立ちます。また、無理に運動をさせなくても、クッションを置いて一緒に日向ぼっこを楽しむのもおすすめ。シニア犬にとって負担の少ない環境を整え、快適に過ごせる場所をつくってあげましょう。

シニア犬

愛犬とのコミュニケーションが増える!

愛犬の性格によっては「もっと飼い主と行動したい」という気持ちから、室内でも後ろをついて歩くことがあります。ベランダはボール遊びやおやつなど、ちょっとした時間を通じて愛犬との絆を深める場所としても最適です。

コミュニケーション

ベランダに愛犬用の空間を

つくるときの注意点

ベランダを愛犬にとって快適な空間にするためには、安全面や衛生面に配慮することが大切です。また、思わぬトラブルを防ぐためにも事前にしっかりと対策しておきましょう。

におい&フン尿対策はしっかりと

ベランダで愛犬が長時間過ごせる空間にする場合は、においやフン尿対策が必要です。気づかずに放置すると、室内でにおいが気になるだけでなく、近隣の住人とトラブルになることも。こまめに清掃し、ペット用シーツを敷くのはもちろん、消臭剤や防臭マットを併用すると効果的です。においや排泄物を適切に処理して、清潔で快適な空間を保ってあげましょう。

掃除

転落防止の対策は必須!

ベランダのコーナー部や手すりの腰壁パネルの下部に隙間があると、愛犬が転落する可能性があります。誤って落ちないように転落防止用のネットや柵などで、隙間は必ず塞ぎましょう。転落防止用のネットを使用する場合、愛犬が穴を開けない強度のものを選ぶことが大切です。また、手すりを越える踏み台になりそうなテーブルやチェアは撤去しておきましょう。

ネット

どの床材にする?

おすすめスタイル4選

ベランダの床がコンクリート製のままだと、夏場は足元が熱くなりやすいので要注意。肉球を傷つけたり、火傷させたりしないためにも、床材を敷くことをおすすめします。そんな愛犬用のスペースづくりにぴったりな床材をご紹介します。

ベランダマットで手軽にDIY

ジョイントマットとは、小さな正方形や長方形のパネルをつなぎ合わせて敷くタイプの床材です。種類はタイルやデッキ、人工芝などさまざまで、好みに合わせて選べます。カッターやハサミでサイズを調整できるタイプなら、DIYで手軽に敷ける点も魅力です。

床材

やわらか人工芝で足に優しい空間に

人工芝はクッション性があり、犬の関節への負担を軽減するため、特にシニア犬がいるご家庭におすすめ。毛足が短すぎず、毛量が高密度な人工芝を選ぶとクッション性が高くなります。さらに、水はけの良いタイプなら清潔を保ちやすく、ベランダの汚れも抑えられます。

床材2

ウッドデッキでおしゃれなくつろぎ空間

庭に設置することが多いウッドデッキですが、商品によってはベランダにも設置が可能。特に人工木デッキは、ささくれの心配がないので愛犬の足裏に優しい空間をつくれます。室内のフローリングに調和するデザインを選ぶと、飼い主にとっても心地よく、おしゃれなスペースに仕上がります。

デッキ

人工芝&ウッドデッキのMIXスタイル

「人工芝とウッドデッキのどっちがいいかな?」と迷ったときは、両方取り入れるという方法も。走りまわるスペースには人工芝、くつろぎのスペースにはウッドデッキを設置するなど、床材でベランダをゾーニングすることで見た目と使い勝手を両立できます。

芝

愛犬の足にやさしく、掃除も簡単。

LIXILの「デッキDC」

LIXILが展開しているウッドデッキは全商品がベランダに取り付け可能。すべて人工木デッキのため、ささくれがなく愛犬が走りまわっても安心です。なかでも「デッキDC」は、愛犬にも飼い主にもうれしい特長が満載の人工木デッキです!

犬

デッキDCの最大の特長は、熱が伝わりにくいデッキ表面。夏の炎天下におけるデッキ表面の温度を再現し、素足で乗った後の足裏の温度を測定したところ、一般的な人工木デッキよりも約4℃も低い結果が得られました。火傷のリスクを低減し、居場所として快適性も求めたい方にもおすすめです。

温度

また、人工木デッキは湿気による腐食やシロアリによる食害の心配がないので、日々のメンテナンスが簡単。土汚れも水で簡単に洗い流せるので、忙しい飼い主の方のお手入れの負担を減らします。

水滴

身近に自然を感じられるベランダは愛犬にとっても魅力的なくつろぎスペース。足裏に優しく、お手入れも簡単なデッキDCを設置して、ベランダを愛犬と過ごせる特別な空間に変えてみませんか?

デッキ