カーポートは機能だけでなく
建物・車との「調和」を
意識しよう
カーポートは単体で成り立つものではありません。格好いいデザインのカーポートでも、あくまで主役は建物や車。カーポートを選ぶときは、外観全体の中での印象はどうか、どのようなアクセントになっているか、という視点で見てみましょう。
さらに開発者目線で深掘り!
時代のニーズに応え、
常識にとらわれない開発で先陣を切るLIXIL
屋根材にアルミ形材を使用したカーポートとして先陣を切った「カーポートSC」。開発時のコンセプトは、“シンプルなデザイン”と“住宅との調和”の実現でした。チームの仲間と意見交換を行い、出てきたのが、「薄くてシンプルな屋根」。当時、屋根の素材はポリカーボネートやスチール折板が主流で、アルミという選択肢はなかったんです。しかし、LIXILが追究する「ミニマルデザイン」の実現に向けて試行錯誤を重ねるうちに、 “アルミならできる” とたどり着きました。カーポートの柱は敷地の状況によっては、車の出し入れの際に切り返しが何度も必要で時間が掛かるというユーザーの声を聞いていたので、柱が後ろにある後方支持タイプをつくるなど、デザインだけでなく使いやすさにも注力しています。