車を傷つけない効率的な雪下ろしのコツとグッズ紹介
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車を傷つけない効率的な
雪下ろしのコツとグッズ紹介

冬になると都心でも年に数回は大雪に見舞われて、車が雪で覆われていたなんていうことがありますよね。雪がよく降る地域では車に積もった雪下ろしも慣れたものですが、滅多に雪が降らない地域では慣れない車の雪下ろしに時間も体力も使って朝からヘトヘトに…。さらに、正しい方法で雪下ろしができていないと大切な愛車に傷をつける原因になります。そこで今回は、効率的な雪下ろしのコツのほかに便利な雪下ろしのグッズなどもご紹介します!

便利なグッズも使い方が重要

車を傷つけない効率的な  雪下ろし

なぜ雪下ろしが大切なのか?

時々、フロントガラスの部分だけ雪を下ろして走行している車を見かけますが、実はこれはとても危険。例えば、ブレーキをかけた際に車の屋根に積もった雪がフロントガラスに落ちると、雪で視界が塞がれてしまいます。また走行中に屋根の雪が後ろに飛ぶと、後続車の視界を塞いで思わぬトラブルにつながる場合も。ウインカーやライトに雪が残っていると、車線変更や右・左折の確認ができないので、他車を巻き込む事故の可能性が増えてしまいます。このように、車の雪下ろしはフロントガラスだけでなく車全体で取り除くことが大切です。


ラクラク雪下ろしアイテムはこれ!

しかし、「手が届かない屋根はどうやって雪を落とすの?」といった疑問も。そういった時に便利なアイテムが取っ手に伸縮性がある「スノーブラシ」です。スノーブラシは持ち手側にプラスチックスクレーパーと呼ばれる硬いヘラ、反対側の先端にはブラシとゴムベラがついた道具のこと。伸縮性があるため車の屋根が高い場合でも雪下ろしがラクラク!そして、スノーブラシと一緒に使用したいグッズが「解氷スプレー」です。フロントガラスやワイパーが雪で凍った場合、解氷スプレーで雪をやわらかくできるので雪下ろしが簡単になりますよ。


大事な愛車を傷つけないために

効率的な雪下ろしで
出発をスムーズに

スノーブラシを持った!車を傷つけない雪下ろしの方法も理解した!それではさっそく…と行きたいところですが、ここで効率的な雪下ろしのコツも見ていきましょう。

雪は車の左右に落とす

雪下ろしをするときは車の左右に落とすようにしましょう。前に落とすと車の前に積もった雪を動かさないといけないので二度手間になります。反対に車の後ろに雪を落とすとマフラーに雪が詰まる原因に。雪が詰まったままエンジンをかけると排気ガスが車内に回り、気づかないうちに一酸化炭素が充満する可能性があるので危険です。

積雪前に車をきれいにしておく

雪が降ると事前にわかっている場合は、あらかじめ車を洗車できれいにしてから撥水コーティングをしておくと雪下ろしが簡単になります。軽い雪であればスノーブラシでサッと払うだけでスルスル落とせます。ほかにも、車用のカバーを掛けておくことも雪下ろしがラクになる方法のひとつです。

でも、雪が降るたびに雪下ろしをしたり、前もって洗車するというのもなかなか面倒なもの。
そんな方におすすめなのがこちらです。

カーポートで雪下ろしを簡単に

カーポートがあれば車に降り積もる雪をガードできます。カーポートを設置することで、雪下ろしの負担が軽減され、忙しい朝もスムーズに出発できるようになります。デザインはもちろんですが、雪がよく降る地域ではカーポートがどれだけの積雪に耐えられるか、強度を確認することが大切。住んでいる地域の平均的な積雪量をチェックするなど、わが家にぴったりのカーポートを見つけましょう。

気象庁発表の年最深積雪のデータ

お住まいの地域の雪を知ろう

気象庁発表の年最深積雪のデータを見ると日本列島の約50%は最深積雪が20㎝以上の積雪地であることがわかります。さらにその大部分は最深積雪が50㎝以上の豪雪地に分類されているので、耐積雪強度が20㎝の一般的なカーポートではこまめな雪下ろしが必要になります。もし、耐積雪強度をオーバーしたまま放っておくとカーポートが倒壊して車が下敷きになる場合も…。お住いの地域の最深積雪を確認して、適切なカーポートを設置することは雪下ろしの手間を減らすだけでなく、愛車が傷つくリスクからも守ってくれます。

例えば、LIXILなら
こんなカーポートがあります

ソルディーポート

ソルディーポート

最大150㎝相当の耐積雪強度(4500タイプ)のため、雪の多い地域でも安心して使用できます。さらに、大型の強い台風にも対応できるため風の強い地域でも安心です。

カーポートST

カーポートST

大雪や強風にびくともしない頑丈なボディとモダンなフォルムを両立させた折板カーポート。耐積雪最大200㎝(6000タイプ)という設計でどんな豪雪地域でも対応できるカーポートです。