スペースを活かす!縁側のある家をつくるときのポイント
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ガーデンスペース

スペースを活かす!
縁側のある家をつくるときのポイント

夏は家族みんなでスイカを食べたり、冬は猫が日向ぼっこをしていたり。ご近所さんが訪ねてきたら、お茶を飲みながらおしゃべり。日本家屋の特徴の一つ「縁側」には、どこか懐かしく、温かな風情があります。自然と人をつなぎ、毎日の暮らしにゆとりを生み出す縁側。そんな和みのスペースを、住まいに取り入れてみませんか。

「濡れ縁」と「広縁(ひろえん)・くれ縁」

「縁側」とは、室内と屋外との境界に設けた空間のこと。建物の外側に設置するものは「濡れ縁」、雨戸などの内側に設けたものは「くれ縁」、奥行きのあるものは「広縁(ひろえん)」と呼ばれています。西洋建築の「ウッドデッキ」や「テラス」、「バルコニー」と似ていますが、広縁は廊下を兼ねるケースもあり、濡れ縁には軒が付いているのが特徴。日本の「縁側」は平安時代が起源とされ、特有の気候風土や自然を愛でる美意識に培われた場所と言えます。

縁側の魅力とメリット

暑さ・寒さをコントロール

屋外と室内の間に中間領域を設けることで、夏は直射日光を遮り、室内温度の上昇を予防。寒い日には暖かな陽だまりを部屋に取り込んで、室内の温度環境を快適にコントロールする働きを担っています。

四季の風情を感じる

夏は夜風にあたって夕涼みをしたり、秋の夜長はお月見や虫の音を鑑賞したり。時には庭を眺めながらのんびりくつろいでもOK。縁側は四季の移ろいを五感で楽しむスペースとしても最適です。

コミュニケーションの場に

来客があっても室内に通さず対応できるため、日頃の気軽なコミュニケーションの場としても活躍します。濡れ縁に座って子どもと花火やプール遊び、庭を眺めながらティータイムなど、家族が集うお気に入りのスペースにもなりそうですね。

現代の住宅事情に合わせて縁側をつくる

このように日本の風土や暮らしの知恵を活かした「縁側」ですが、残念ながら現代の住宅事情では、なかなか設置するのが難しい面もあります。十分な敷地面積が取れないため広い庭を断念したり、密集地では庭をつくりにくいケースも多くあります。しかし太陽のあたたかさや風の心地よさなど、自然の恵みを住まいに取り入れることは、快適さはもちろん、景色を楽しむ心のゆとりにもつながります。たとえば現代の住宅デザインや住環境に合わせて縁側的な空間を取り入れるならウッドデッキという選択もそのひとつです。

縁側やウッドデッキの設置のポイント

縁側からの眺めをチェック

縁側やウッドデッキに座った時に、せっかくの眺めがコンクリートの塀など遮られるようでは効果が半減。庭で遊んでいる子どもの様子も見守られるようにしておきたいものです。あらかじめ、自分の見たい景色や縁側を設置する目的を明確にしておきましょう。

設置場所は暮らしの動線も考えて

縁側やウッドデッキと玄関との位置が近いと、人の出入りがわかりやすくなり、庭先や縁側での来客とのコミュニケーションもスムーズ。ただし、外からも見えやすくなるので、視線が気になる場合は目隠しをつけたり、設置位置などに工夫が必要です。リビングと庭との境界に設けると、庭を見ながらお茶を飲んだり、リビングと庭を行き来する時にも便利。庭に洗濯物を干せるくらいのスペースがあるなら、キッチンなどで作業していてもすぐにリビングから縁側を抜けて洗濯物を取り込むなど、生活動線や家事動線を短くすることもできます。

和洋を問わず自分流のアレンジも可能

現代風の縁側をウッドデッキで再現

古き良き和の縁側を演出

もしご自宅が和風の外観なら、縁側も和の趣でコーディネートしてはいかがでしょうか。足下に「沓脱石(くつぬぎいし)を設置したり、軒先によしず・すだれなどをプラスしたりすると昔懐かしい雰囲気が演出できます。お手軽に楽しむなら、庭側に面して「縁台」(木製の長椅子)を置くのも一つの方法です。

現代風の縁側をウッドデッキで再現

現代的な住宅に縁側を取り入れるなら、住まいのテイストに合わせてモダンなウッドデッキでアレンジしてみましょう。床は室内と段差をつけないフラット状にして、インテリアのテイストに合わせ明るめのカラーやタイルなどを取り入れて統一感を強調。部屋がより広々と感じられ、開放感のある空間になります。

たとえばLIXILならこんなウッドデッキも

樹ら楽ステージ 木彫

樹ら楽ステージ 木彫

縁側のように天然木の風合いを大切にしたいなら「樹ら楽ステージ 木彫」がおすすめ。繊細な色ムラや陰影の濃淡を生かして心地よい木質の「ゆらぎ」を再現しました。

レストステージ

レストステージ

木の温もりやナチュラルな質感をリアルに再現。住まいの延長として縁側的な空間を自由につくることができます。サッシとの組み合わせで室内との段差をフラットにすることもできます。

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