外からの視線には目隠しフェンスを!
後付けするときのポイントは?
様々な希望を叶えて建てたお家でも、住んでいればあれこれ出てくるお悩みや困りごと。そんな住まいのエクステリアのお悩みや、毎日の暮らしがちょっと良くなる「いいコト」をご紹介するこのシリーズ。ナビゲートするのは、築5年の戸建てに住む主婦の陸田知美(りくたともみ)さん。周りの人からはシルミさんと呼ばれています。情報収集に熱心で、時にはご近所さんのお悩みまで解決してしまうしっかり者。
さて、今回のテーマは?
くつろぎのお庭なのにくつろげない…
最近、夫が定年退職したでしょ。家での時間が増えたから、庭で本を読みたいと言ってテーブルとチェアを購入したの。でも、我が家の庭は外から丸見えでくつろげないらしいのよ
そうですか。家の前の道路は一日中人が通りますものね
目隠しになるようなフェンスに変えてもいいんだけど、圧迫感が出るのは嫌なのよね。シルミさん、何か良い方法知らないかしら?
分かりました!ちょっと調べてみますね!
目次
フェンスで目隠しするなら
色・素材で開放感を
お隣さんのようにご近所や通りから目隠しをしたい場合には、隙間が小さく、背の高いフェンスに変更するのが手っ取り早い方法の1つです。ただ、設置場所や高さによっては圧迫感が出てしまうことも。色や素材の工夫が必要です。
例えばLIXILの「フェンスAB」は完全目隠しタイプ、採風タイプ、採光タイプなどがあり、ご家庭のニーズに合わせてお選びいただけます。目隠ししながら爽やかな風を取り込むなら、ルーバータイプが良いでしょう。
しっかり目隠しをしたいなら、高さ140㎝の高尺タイプがおススメです。圧迫感が気になる場合は、薄めの色を選ぶと存在感もソフトになります。
また、同じ高さでも素材感が違うと印象が変わってきます。LIXLの「フェンスAA」は、天然木のような風合い。高さがあっても包まれるような心地よさが感じられ、近隣の方にとっても、馴染みやすいデザインです。
木に包まれる感覚って素敵!でも、フェンス以外にいい方法はないのかしら?
フェンスを設置する前に知っておきたい
「どこまで必要?目隠しフェンスの設置場所と高さ」
スクリーンなら、
プライバシーを守りながら
新しい空間が生まれる
フェンスだけでは物足りない方には、さらに高さのあるスクリーンもおススメです。スクリーンは、フェンスの中でもプライバシー空間を作る機能を高めたもので、侵入者や視線をさえぎるための十分な高さや、目隠しの機能を備えています。周囲を囲うことで、ちょっとした空間が生まれるのも魅力。
LIXILの「プラスG」はデザイン性の高いスクリーンが豊富。明るさはそのままに、視線を遮るポリカパネルタイプの目隠しスクリーンは、隠したい位置にクリアマットパネルを取り付けられます。
視線を遮る目隠しスクリーン
状況に応じて開閉できる可動式スクリーン
可動式スクリーンは、隠したい時は閉じ、風を通したい時は開けられる、いいとこどりのスクリーン。室内と屋外をゆるやかにつなぎ、現代風の縁側空間を作ることができます。
※完全な目隠し機能はありません。
※完全に光を遮断するものではありません。
※水密性はありません。
室内だけでなく外からの見た目はどうする?
「住んでから後悔しないためのフェンス選びのコツ」
憧れのガーデンルームで
くつろぎの時間を創出
お庭での時間を充実させたい方は、思い切ってガーデンルームを設置してはいかがでしょうか。屋外の開放感を味わいながらも、屋根や壁に囲われる安心感の中、ゆったりと過ごしたくなる贅沢な空間です。
LIXILの「ココマ」は、エクステリアに居ながらインテリア空間を楽しむシリーズ。目隠し用にカーテンやロールスクリーンを設置したり、読書用に本棚を設置したり。あなただけの空間が楽しめます。
サイドスルータイプは、程よく囲いながらも風が通り抜ける開放感を味わえます。
LIXILの「ジーマ」には、内天井のついたタイプも。夜にライトをつければ、ご自宅の庭が体験したことのない心地よく印象的な場所に変わります。
ガーデンルームっていいな!読書をしたいお隣の旦那さんにもピッタリじゃないかしら
工夫次第で、いつもの庭が
新しいプライベート空間に
フェンスやスクリーン、ガーデンルームは、プライバシーを守るだけでなくこれまでにない新たな空間を作り出すことが可能。庭の広さや間取りに合わせて、ピッタリのものを探してみてはいかがでしょう。
へえーガーデンルームは思いつかなかったわ!さすがシルミさん!夫が喜びそう
喜んでいただけて良かった!旦那様が家で過ごす時間が増えた今、お互い一人になれる空間も必要ですよね
確かに!毎日2人でリビングにいたら私も息が詰まっちゃうこともあるのよね(笑)プライバシーを守れるだけでなく、庭に新しい空間ができるなんて驚きよ。シルミさん、ありがとう!