目隠しフェンスの色で変わる住まいの印象。選び方や設置のポイントを解説
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目隠しフェンスの色で変わる
住まいの印象。
選び方や設置のポイントを解説

敷地の周囲に設置される目隠しフェンスは、外から建物を見たときに目に入りやすいエクステリア商品。そのため、色の選び方ひとつで家全体の印象も大きく変わります。
目隠しフェンスの色と建物のデザインが合っていると家全体がおしゃれな印象になりますし、合っていなければ統一感のない、ちぐはぐな外観になることも。
今回は、自宅にぴったりな目隠しフェンスの色を見つける方法や、設置する際のチェックポイントをご紹介します。

外観のイメージに合わせた

色選びがポイント

住まいを考える際、「シンプルでモダンな印象にしたい」「和テイストでシックな外観にしたい」などイメージを持って家づくりを進めることが多いと思います。目隠しフェンスの色を選ぶときも、その住まいのイメージに合わせて考えるのがおすすめです。

たとえば、外観に淡い色を多く使ったナチュラルな印象の住まいには、ブラウン系のフェンスを。木や土など自然界に多く存在するブラウン系のフェンスは、外観にぬくもりや穏やかな印象を与えます。

ブラウン系のフェンス

シンプルでモダンな外観の住まいには、光沢のある質感が特長のシルバー(金属)系がなじみます。外壁やサッシの色とも相性が良く、主張も少ないので目立ちにくい目隠しフェンスを設置したい方にもおすすめです。

光沢のある質感が特長のシルバー(金属)系

海外の住まいのように個性を感じさせる外観の場合は、ホワイト系の目隠しフェンスを合わせてみるのもひとつの手。南欧風テイストの外観でも明るい印象を保ったまま違和感なく溶け込みます。西海岸風の外観にホワイト系のフェンスを設置すると、活発なイメージを引き立ててくれます。

西海岸風の外観にホワイト系のフェンスを設置

シックなモノトーンのデザインや落ち着きのある和テイストの外観であれば、重厚感のあるブラック系の目隠しフェンスがぴったり。すっきりと整った、おしゃれな印象になります。注意点としてはフェンスのデザインやサイズなどに配慮して、室内から見たときにあまり圧迫感が出ないように調整しましょう。

和テイストの外観

なんだかイメージと違う?

そんなときは住まいのパーツに注目

住まいのイメージに合わせて目隠しフェンスの色を選んでみたけれど、「なんだか思い通りの見た目にならない…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。そんなときにおすすめなのが、玄関ドアや窓のサッシ、門扉など外観で目に入るパーツと色を合わせる選び方です。

特に玄関ドアやサッシの色は、外構のデザインに大きな影響を与えるパーツ。これらのパーツと目隠しフェンスの色調を揃えることで、見た目のバランスを取ることができます。
さらに門扉やカーゲート、バルコニーの手すりなどの色も一緒に合わせると、外構に統一感が生まれ、すっきりとした印象の外観に仕上がります。

窓のサッシと合わせる
窓のサッシと合わせる
玄関ドアと合わせる
玄関ドアと合わせる
外構全体でコーディネート
外構全体でコーディネート

住まいに使用されているパーツや、ほかのエクステリア商品と目隠しフェンスの色を揃えると、簡単に洗練された外構づくりができます。色選びに迷ったときは、ぜひ活用してくださいね。

ただし、目隠しフェンスの色選びでは、近隣の家との調和に注意が必要です。周囲の家とあまりにも違うイメージの色やテイストを選択してしまうと、自宅だけが浮いた印象になることがあります。ご近所トラブルに発展することもあるので、ある程度は周りの家とのバランスも考慮しておくと安心です。

色だけじゃない!

目隠しフェンス設置時のチェックポイント

フェンス選びで大切なのは、色だけではありません。ここでは、色のほかにフェンスの設置で事前に確認しておきたいことをお伝えします。

設置範囲を明確にする

隣家との境界や人通りの多い道路など、目隠しフェンスが必要な場所はさまざま。どの場所に、どれくらいの範囲に目隠しフェンスを設置したいのか、予算にも関わるので、検討初期段階から決めておきましょう。

設置範囲を明確にする

適切な高さになっているか?

目隠しフェンスを設置したときに、きちんと外からの視線を遮る高さになっているかも重要です。ソファで寝転んでいるときや椅子に座っているときなど、場所やそこで過ごす姿勢によっても必要な高さは異なります。実際にどのくらいの高さが必要か、メジャーを使ってしっかりと測っておきましょう。

適切な高さになっているか?

日差しや風通しは充分?

目隠しフェンスを設置するときに気になるのが日差しや風通し。フェンスの形状によって、どれぐらい日差しや風通しが確保できるかが変わってきます。視線を遮りながら適度に風を採り込めるルーバータイプや、プライバシーを守りながら光を採り込めるパネルタイプなど、希望に合った形状の目隠しフェンスを選ぶことが大切です。

ルーバータイプ
ルーバータイプ
パネルタイプ
パネルタイプ

素材も印象が変わるポイント

アルミ、スチール、樹脂など、目隠しフェンスにはさまざまな種類の素材があります。こうしたフェンスの素材によっても住まいの印象は変化するので、実際にショールームなどで確認しておくと良いですね。それぞれの特長やメリットを把握して、目的や使用場所に合わせた素材を見つけてください。

素材も印象が変わるポイント
素材も印象が変わるポイント

中からも外からも美しい。

LIXILおすすめのフェンスAB

目隠しフェンスの設置を検討している方におすすめなのが、プライバシーを重視したデザインが豊富なフェンスAB。
8デザイン19タイプをご用意しているので、住まいにぴったりなフェンスをお選びいただけます。
また、外観だけでなく内観からの見た目にも配慮したデザインは、室内から見ても美しく、住まいの満足度もアップします。