観葉植物はどこに置く?適した場所とおすすめの品種
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観葉植物はどこに置く?
適した場所とおすすめの品種

爽やかなグリーンの葉が日々の暮らしに彩りを与えてくれる観葉植物。ひとつ飾るだけで居心地のいいおしゃれな雰囲気を演出できるため、部屋のインテリアとして定番のアイテムです。今回は、観葉植物を置くのに適した場所やおすすめの品種、おしゃれに飾るコツについてご紹介します。

美しい姿を保つために
観葉植物の置き場所と注意点

せっかく選んだお気に入りの観葉植物であれば、購入したときのきれいな姿のまま、長く飾っておきたいですよね。そのためにも観葉植物を選ぶ前に、まずはどのような場所に置くのが良いのかを確認しておきましょう。

置く場所は明るいところが基本

観葉植物の大半は光を好むため、部屋の明るい場所に飾っておくのがベスト。光が足りないと土の水分が乾きにくくなり、根腐れを起こす原因になります。

なかには日陰でも育つ観葉植物がありますが、ときどき光に当ててあげるのがおすすめ。また、光を好む観葉植物でも直射日光が長時間当たると葉が焼けてしまうので、夏場などは日陰の涼しいところに移してあげましょう。

置く場所は明るいところが基本

室内の温度管理に気をつけよう

観葉植物の多くは熱帯地域の生まれで、極端な寒さに弱い傾向があります。冬はなるべく10℃を下回らないように注意が必要です。一方、夏でも35℃以上になるような猛暑日は観葉植物も弱ってしまいます。エアコンを使って、なるべく27~28℃程度の温度を保つようにしましょう。

室内の温度管理に気をつけよう

湿度の確認も大切なポイント

高温多湿を好む観葉植物は、湿度が50~60%以上になる環境が理想。低湿度が続くと葉先が茶色く傷むなど、見た目が悪くなってしまいます。こまめな水やりや、加湿器を利用するなど、湿度の管理も大切なポイントです。

湿度の確認も大切なポイント

風通しも忘れずにチェック

観葉植物を風通しの悪いところに置いていると、土が蒸れたままになり、害虫が付いて病気になることがあります。風通しの良い室内に置けない場合は、部屋の換気をする、サーキュレーターで風を送るなど観葉植物の置いている場所の風通しを良くしてあげましょう。

風通しも忘れずにチェック

場所別にご紹介。
初心者におすすめの観葉植物

スペースに余裕のあるリビングには

他の部屋と比べて広く、スペースにゆとりがあるリビングなら、少し大きめの観葉植物がおすすめです。大型の観葉植物を置くとリビングのシンボルとなり、お部屋の雰囲気も明るい印象に変わります。

〈おすすめの品種〉

ハート型の葉が特徴的でインテリアとして人気が高いウンベラータ。日当たりの良い場所を好みますが、日陰でも育てられる品種です。成長が早く、大きくなると3mほどになるものもあるので、目立つ場所に置いて存在感を出してみましょう。

スペースが限られるキッチンには

雑多なものが多いキッチンでは、家事作業の邪魔にならない小柄な観葉植物を飾ってみましょう。葉の色が明るめの観葉植物を置くと、キッチンに清潔感のある印象を与えます。また、衛生面に気をつけたいキッチンは、ヤシ類やシダ類など空気清浄効果が期待できる観葉植物を選んでみるのも良いですね。

〈おすすめの品種〉

キッチンには高温多湿に強く、寒さにも強いテーブルヤシがおすすめ。名前の通り、テーブルサイズのコンパクトな大きさで、キッチンカウンターの空いたスペースや窓際に飾ると、程よいアクセントになります。

日陰になりやすい玄関には

家の顔とも呼ばれ、ゲストをもてなす玄関には、華やかに見える観葉植物を飾るのがおすすめです。ただし、リビングなどと比べて日当りが少ないことが多い場所のため、寒さに強く日陰でも育てやすい種類が適しています。

〈おすすめの品種〉

玄関ホールに飾るのにおすすめなのはカポック(シュフレラ)。寒さ、乾燥に強く、日陰でも育ちやすいので、光が届きにくい玄関や廊下にぴったりです。品種によって葉の色やかたちも豊富なので、ご自宅のインテリアに似合う品種を探すのも良いですね。

このようにお部屋の居心地を高めてくれる観葉植物ですが、あまり家のあちこちに置きすぎるとお掃除の邪魔になったり、水やりなどのお世話も大変ですね。そんなとき、リビングとお庭との間にガーデンルームがあると、観葉植物のコーディネートをもっとおしゃれに、思う存分に楽しむスペースがつくれます。

観葉植物を育てやすいガーデンルームの魅力

天井や窓から日差しが降りそそぐガーデンルームは、日光を好む植物にとってうってつけの場所。ガーデンルームの扉や窓を開放すれば、新鮮な外の空気をガーデンルーム内に取り込むことができます。廊下や玄関など日当たりを確保しにくい場所とは異なり、ガーデンルームは観葉植物がすくすくと育ちやすい環境を維持できます。

また、観葉植物が成長しすぎて背が高くなったり、葉が横に大きく広がったりするとお部屋の中では邪魔になることがありますが、スペースにゆとりがあるガーデンルームであれば安心です。

ガーデンルームにおすすめの観葉植物と飾り方

日当たりが良く、冬でも一定の暖かさを保てるガーデンルームは、特に冬の寒さに弱い観葉植物の置き場所におすすめです。また、お部屋では並べきれない大小さまざまな植物やハンギングタイプのものなど、華やかに観葉植物を楽しむ空間に仕上げましょう。

部屋のアクセントになるビカクシダ

シュッと飛び出した大きな葉が特徴的なビカクシダ。インテリアグリーンとしても人気の観葉植物です。寒さに弱い植物で、根本のふっくらとした株も日光に当てることで健康的に成長するため、あたたかなガーデンルームで育てるのにぴったりです。

ガーデンルームに飾るなら

ビカクシダはハンギングで飾ることで空間のアクセントになります。しかし、室内では植物を吊るすフックを取り付けるために、壁や天井に穴を開けるのに抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。こうしたハンギングのための機能を持つガーデンルームなら穴を開ける必要がなく、おしゃれな空間づくりを存分に楽しめます。

ワイルドな苔玉のビカクシダをガーデンルームの天井や壁など、高い場所から飾るとヴィンテージ感あふれるガーデンルームを演出できます。

見た目の違いが面白いアデニウム

別名「砂漠のバラ」とも呼ばれ、美しい花を咲かせるアデニウム。主に砂漠や乾燥地帯に生息しているため寒さに弱く、ガーデンルームで育成しやすい観葉植物のひとつです。アデニウムのぷっくりと膨れた樹形は日光にたっぷり当てることで、そのキレイなフォルムを維持できるため、日差しがしっかり当たるガーデンルームでの管理がおすすめです。

ガーデンルームに飾るなら

見た目の違いからさまざまな形のコレクションを楽しめるアデニウムですが、根の部分が太く成長するため数年にかけて大きめの鉢に植え替える必要があります。こうした植え替えの作業や大きい鉢の置き場所の確保もガーデンルームであれば安心。

ガーデンルームに作業用のカウンターや棚を設置し、大小さまざまなアデニウムの鉢をコレクションして並べるなど、飾る楽しみも味わえます。

観葉植物を育てる楽しみを増やすガーデンルーム。LIXILのガーデンルームGFなら、ライフスタイルに合わせて仕様のセレクトやDIYが可能なため、より便利に観葉植物の育成や飾り付けが楽しめます。

明るい光で緑が映える。ガーデンルームGFの魅力

明るい光で緑が映える。ガーデンルームGFの魅力

窓や扉からたっぷりの自然光が入るLIXILのガーデンルームGF。冬場の快晴時であれば、お庭にデッキのみを設置した空間と比べてガーデンルーム内は保温効果により16℃も温度が上がります。ぽかぽかとあたたかい陽だまり空間は、冬でも観葉植物を育てやすい環境です。

LIXILのガーデンルーム
※実測値によるもので、効果の保証値ではありません。
LIXILのガーデンルーム

オプションの日差しを遮るスタイルシェードや内部日除けを設置すれば、夏場でも観葉植物の葉焼けを防ぐことが可能です。

スタイルシェード

スタイルシェード

内部日除け

内部日除け

さらに、DIYで天井にバーやフックをかけることができるので、気軽にハンギングも楽しめます。

棚やカウンターもDIYで取り付けることができるため、観葉植物を並べたり、お手入れをするスペースとしても活用できます。

「観葉植物に囲まれて暮らしたい」「お手入れも楽しめる趣味空間がほしい」という方は、ガーデンルームGFの設置を検討してはいかがでしょうか。