お庭をかしこく目隠しする方法5選エクステリアでもっと快適に!
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お庭をかしこく目隠しする方法5選
エクステリアでもっと快適に!

せっかく家に庭があっても、外から丸見えだと人目が気になって自由に楽しめませんよね。そんなときは、庭の一角に目隠しできるフェンスや樹木を置いて、視線を遮るのがおすすめです。今回は外からの視線を上手に遮りながら、充実したガーデンライフを楽しめる方法をご紹介します。

目隠しを配置するメリットとは?

住まいが人通りの多い道に接していたり、隣家との境界にきちんとした仕切りがないと、どうしても外からの視線が気になってしまうもの。フェンスや生垣で視線をカットするのが一般的ですが、目隠しの効果はそれだけではありません。目隠しがあると、暮らしにもこんなにいいコトがあるんです。

敷地をより有効に活用できる

近隣からの視線を遮ることで、気兼ねなくお部屋のカーテンを開け放って光や風をリビングに取り入れたり、庭を活用してバーベキューを楽しんだりできます。屋内も屋外も限られた敷地を有効に活用して、住まいの開放的なプライベートスペースを増やすことにつながります。

敷地をより有効に活用できる

防犯面の不安が軽減できる

外から丸見えの家は、在宅か不在かがすぐにわかるため、防犯面でのリスクがあります。特に夜間は居室の様子が見えやすく、プライバシーの面でも問題となります。外からの視線をカットすることで、不審者の侵入リスクが減るうえ、犯罪者に目をつけられにくくなるメリットがあります。

防犯面の不安が軽減できる

庭や外観のデザイン性を高める

目隠しは視線をカットするだけでなく、草花を這わせたり小物を飾ったりすることで、庭の眺めに彩りを与えることができます。また生垣や樹木は、それ自体が庭の構成要素となって住まいの外観を演出し、季節ごとの姿を楽しませてくれます。

庭や外観のデザイン性を高める

目隠しするときの注意点

視線をカットしたいからといって、完全に周囲を覆ってしまうことはおすすめできません。快適に使える庭にするために、目隠しを作るときに注意したいポイントをご紹介します。

不審者の隠れ場所にしない

外部からの視線を遮る目隠しは、泥棒にとっては格好の隠れ場所になることもあります。いったん敷地内に潜み、留守を確認してからガラス戸などを破るといった手口も多く見られます。これを防ぐためには、完全に外から見えないようにするのではなく、目隠しをする場所や高さなどにも配慮する必要があります。

不審者の隠れ場所にしない

日当たりや風通しを遮らない

目隠しをつくると快適なプライベート空間が生まれる一方、設置する場所やものによっては日当たりや風通しに影響が出ることがあります。光や風が通りにくいと、住まいの快適さや居心地に影響を与えてしまいます。目隠ししたい場所の日差しの向きや風向きにも配慮して計画することが大切です。

日当たりや風通しを遮らない

お隣の眺めやご近所に配慮を

過度な目隠しは、近隣とのトラブルのもと。例えば、極端に高いフェンスが隣家の日当たりを遮ることにならないか、樹木の大量の枯れ葉がお隣の庭に落ちたりしないかなど、注意が必要です。リフォームであとから目隠しを設置する際は、影響のありそうなご近所の方と事前に相談しておくのがおすすめです。

お隣の眺めやご近所に配慮を

目隠しのアイデア5選

庭の目隠しは、さまざまなエクステリアアイテムと樹木や植栽をうまく組み合わせることで、より自然でおしゃれな雰囲気をつくり出すことができます。生垣やフェンスは目隠しの定番ですが、それ以外にも上手に目隠しできるアイデアをご紹介します。

1. 樹木や生垣を植える

視線をカットしたい場所に植木や生垣を植えると、景観になじみやすい自然な目隠しになります。また、マンションなど近隣の高い建物からの視線を遮るのにも効果的。極端に高いフェンスでは圧迫感が出てしまうこともありますが、植木なら程よく景色も抜けて心地よい印象の目隠しに。季節に応じて移り変わる姿も、庭の景観の一部として楽しめます。

樹木や生垣を植える

2. 屋外用物置を利用する

物置を置いて、収納を兼ねて目隠しをする方法もあります。おしゃれなカラーや素材を選ぶと、庭の景観を保ちながら、かさばりがちなアウトドアグッズなどもすっきり収納できるので一石二鳥です。

屋外用物置を利用する

3. シェードを使う

開閉可能なシェードも目隠しに使えるアイテムのひとつ。お庭で過ごすときだけ使用して、使わないときはすっきり収納するなどフレキシブルな使い方ができます。日差しや近隣の住まいの上階からの視線も防げるので、テラスが過ごしやすい空間に。大きさや素材、カラーも豊富で、使う場所やシーンにあわせて選べます。

シェードを使う

4. ガーデンルームを目隠しにする

庭の一角にガーデンルームを設置する方法もあります。洗濯物干し場や趣味スペースとして活用でき、屋根と壁で囲まれているので安心感のある空間に。透明のガラスパネルにカーテンやロールスクリーンを取り付ければ、さらにしっかり目隠しができます。

ガーデンルームを目隠しにする

5. 目隠しフェンスを設置する

目隠しフェンスとは、視線を遮るのに最適なデザインのフェンスです。外から見られたくない場所に目隠しフェンスを設置すれば、スペースをとらず効果的に視線をカットできます。デザインや素材も豊富なので、庭の雰囲気や外観のテイストにあわせて選んで、住まいを演出することもできます。

隠しフェンスを設置する

フェンスABなら

おしゃれにプライバシーを確保!

「目隠ししたいけど、閉塞感のある見た目にはしたくない」「外観もおしゃれに見えるようにしたい」という方におすすめなのがLIXILの「フェンスAB」。完全目隠しから格子タイプまで幅広いバリエーションをご用意しています。

家からの眺めも美しいデザイン

敷地の外側からだけでなく、内側からの見た目にも配慮。裏面をすっきりさせたデザインで、暮らしに馴染むフェンスです。

YS1型

YS1型(ブラック+チェリーウッド)

YS1型
表面
YS1型
裏面

木調カラーは裏面も木調デザインにすることで、家からの眺めも美しい仕上がりに。

目隠しデザインも4つの形状から選べる

「横」「縦」「採光」を基調に、目隠しデザインは4デザイン8タイプをご用意。目隠し率100%で完全に隙間のない横・縦の目隠しデザインから、目隠ししながらも風が通るルーバー、光を採り入れながら目隠しできる採光目隠しなど、住まいのイメージやこだわりに合わせて選べます。

横ルーバー

YL2型
YL2型

横目隠し

YM1型
YM1型

縦目隠し

TM1型
TM1型

採光目隠し

YT1型
YT1型

多段柱を上手に使えば防犯性もアップ

多段柱(2段柱)を使って上段に目隠しフェンス、下段に格子のフェンスを組み合わせることも可能。目線の高さをガードしてプライバシーを守りながら、足元で人の気配を感じることができます。異変を察知しやすく、空き巣対策など防犯に役立ちます。

多段柱を使って防犯性が向上2
多段柱(2段柱) 上段:YL2型 下段:YR1型
多段柱を使って防犯性が向上1