【事例で解説!】玄関前の目隠しアイデアでプライバシー確保&外観をおしゃれに
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【事例で解説!】
玄関前の目隠しアイデアで
プライバシー確保&外観をおしゃれに

外からの視線を遮ってくれる玄関前の目隠し。せっかくならおしゃれで機能的な目隠しをつくりたいですよね。今回は実際のリフォーム事例を見ながら、プライバシーを確保しつつ外観をおしゃれにする目隠しづくりのアイデアをご紹介します。

玄関前に目隠しを設置すると、どんないいコトが?

玄関前の目隠しは外からの視線を遮るのはもちろん、暮らしにもさまざまなメリットがあります。
まずは、玄関前に目隠しを設置するとどのようなメリットがあるのか見てみましょう。

プライバシーを確保できる

玄関ドアの目の前にすぐ道路があると、家への出入りの際に通行人と目があったり、家の中をちらっと見られたりする視線が気になりませんか。不審者ではなくても、見知らぬ人といきなり目が合うのはちょっと気まずいもの。玄関前に目隠しがあることでこうしたストレスを軽減し、プライバシーを守ることができます。

不審者に家の情報を見せにくくする

また、玄関ドアを開けたときに家の中が見えることで、空き巣などの不審者に室内の様子を把握されたり、子どもが一人で留守番をしているなどの情報を与えたりするリスクがあります。玄関前に目隠しがあることで、不審者の視線を遮り、家族と住まいの安心につながります。

外観のデザイン性を高められる

玄関前は外から目立ちやすいため、おしゃれに仕上げたい方は多いはず。目隠しは機能的なメリットだけでなく、選ぶアイテムや周辺とのコーディネート次第で外観をおしゃれにグレードアップすることができます。建物と統一感を出したり、こだわりの素材で個性を表現したり、わが家らしい外観を演出してみましょう。

玄関前の目隠しを設置する前に
確認したいこと

圧迫感が出ないように注意

視線を遮るためについ背の高い目隠しを設置したくなりますが、必要以上に高いと圧迫感も増すため、自宅に適した高さの目隠しを設置するのがおすすめ。道路と敷地内の高低差も考慮し、家の中からではなく、道路からどう見えるかをチェックするのがポイントです。

採光や風通しは十分かチェック!

目隠しを設置する場所によっては、日差しや風を遮ってしまうことも。目隠しを玄関からできるだけ離す、半透明のポリカーボネートタイプやルーバータイプの素材に変えるなどの工夫で、目隠しをしながらも明るさや風通しにも配慮できます。

生活動線を遮っていませんか?

目隠しを設置する際は玄関ドアの開く向きやポスト・駐車スペースまでの動線など、日頃の動きを考慮することも大切です。使い勝手を想像しにくいときは、施工会社のプロに相談してみましょう。

外観にあったデザインを考える

目隠しに使用されるアイテムは素材もデザインもさまざま。そのため、周囲とのバランスを考えながら、雰囲気に合ったアイテム選びや配置が重要です。設置したいアイテムがある場合は、サンプルやメーカーのショールームで色合いや質感を確認して、建物や周囲と合いそうかチェックしておくとミスマッチによる後悔がなく安心です。

おしゃれなデザインでグレードアップ!
玄関前の目隠しリフォーム事例

こうしたさまざまな条件を満たそうとすると、自宅にベストな目隠しをつくるのが難しそうと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。そこで、玄関の目隠しをつくる際にぜひ参考にしたいリフォーム事例とワンポイントアドバイスをご紹介します。

【事例01】
建物やエクステリアとの
統一感を意識した目隠し

大理石のような上品なデザインの門壁で玄関前の視線をカット。さらにカーポートと建物のサッシの色に合わせて、シャイングレーとブラックのフレームをプラスしたことで、より外構に一体感が生まれました。フレームに鮮やかな植栽が彩られ、重厚感のある外構に仕上がっています。

プラスワンIDEA!高さを変えてリズム感を

門壁やデザインウォールを複数設けるときは、それぞれの高さを変えることで、単調になりがちな空間にリズム感を演出することができます。

【事例02】
配置の工夫で生活動線と
プライバシーを向上

出入りの際に道路から丸見えだった玄関まわりをリフォーム。玄関ドア前が階段によって道路よりも高くなっているのを考慮し、門壁と高さのあるスクリーンで目隠し。従来の機能門柱の位置より門壁とスクリーンを玄関ドアから少し離すことで、狭かった玄関ポーチに余裕が生まれて生活動線も改善しました。

プラスワンIDEA!奥行き感を表現したいときは

シンプルな構成のフレームであっても、高さや形の異なるフレームを重ねることで、外構に奥行きを創出できます。

【事例03】
開放感のあるほどよい角地の目隠し

目隠しには光や風を通す縦格子タイプのスクリーンを採用。角地の開放感を活かしながら、通行人の視線をほどよく遮ります。スクリーンにシンボルツリーや植栽を組み合わせることで明るく温かみのある雰囲気となり、通行人にも景色を楽しんでもらえる外構に。

プラスワンIDEA!スペースに限りがある場合なら…

ルーバーや格子タイプのスクリーンは圧迫感を出さずにさりげなく目隠しできるため、限られたスペースにもおすすめ。植栽などを組み合わせて前後にずらしたり高低差をつけて配置することで、奥行き感も演出できます。

玄関前の目隠しをもっとおしゃれに!
おすすめエクステリアアイテム

プランニングの自由度が広がる
「デザイナーズパーツ」

外観にオリジナリティを演出したい方におすすめの「デザイナーズパーツ」。枕木材やデザイナーズボードなど多彩なバリエーションを用意した「パーツ」と、配置するだけで美しい外構に仕上がる「ユニット」があります。

上質感のあるテクスチャーとデザインのアイテムを組み合わせることで、住まいと調和した目隠しを自由自在につくることができます。

パーツ
ユニット

機能性も抜群な目隠し!
「プラスGパネルファンクション」

玄関まわりをワンランク上の空間にデザインにできる「プラスG」。Gフレームや Gスクリーンを組み合わせることで、外観のデザイン性を高めつつ、視線を遮る目隠しをつくれます。

さらに、インターホンやポストなど門まわりの機能がセットになった「パネルファンクション」なら、目隠しをすると同時に、暮らしに便利な機能をスタイリッシュに備えることができます。

プラスG(Gフレーム、Gスクリーン、Gルーフ)
プラスG パネルファンクション

ひと口に目隠しといってもデザインや機能にこだわることで、安心感や便利さだけでなく見た目もグレードアップできます。LIXILの豊富な事例や製品を参考に、わが家にぴったりの玄関まわりを実現しましょう。